Product Details
SPRINEX - Liquid Agent Package Type Automatic Fire Extinguishing Equipment
革新的な液体薬剤パッケージ型自動消火装置 - 1987年の特別養護老人ホーム「松寿園」火災の教訓から開発され、1988年に日本政府からスプリンクラーと同等以上の性能を持つ唯一の装置として認可されました。
4,826件
累計販売台数
23件
実際の消火成功事例
4倍
水の消火能力
90-150秒
消火薬剤放出時間
SPRINEX 3段階自動消火システム
Step 1: 火災検知
差動型と定温型の2種類の熱センサーが火災からの熱を検知し、制御盤にアラーム信号を送信
Step 2: システム起動
制御盤が信号を受信後、センサーが作動したライン/ゾーンの全ノズルから消火薬剤を放出開始
Step 3: 消火完了
SPRINEXで90-150秒間、Miniで20-30秒間継続放出し、火災を確実に鎮火
システム構成
- 差動型熱センサー: 温度上昇率を検知
- 定温型熱センサー: 一定温度に達した際に検知
- 放出ノズル: 各ゾーンに設置、一斉放出システム
- N2ガスシリンダー: 推進剤として使用
- 制御装置: システム全体を統合管理
製品ラインナップ
SPRINEX (統合制御複数ライン型)
- 対象施設: ホテル、病院、福祉施設、アパートなど
- カバー面積: 各ライン最大13m²または21m²
- 薬剤容量: 108L または 216L/ユニット
- 設置場所: 屋内・屋外対応
SPRINEX Mini (独立単一ライン型)
- 対象施設: 小規模施設、部屋単位設置
- カバー面積: 最大13m²
- 薬剤容量: 16L~36L
- 設置タイプ: 壁掛け、床置き、クローゼット、コーナー
スプリンクラーシステムに対する優位性
比較項目 | SPRINEX | 従来スプリンクラー |
---|---|---|
設置の容易さ | 簡単設置、省スペース | 大掛かりな工事が必要 |
火災検知 | 高精度・高速検知 | 検知に時間がかかる |
消火性能 | 水の4倍の消火能力 | 水による消火 |
二次被害 | 最小限の水損被害 | 大量の水による被害 |
災害対応 | 停電・断水・凍結に強い | インフラに依存 |
メンテナンス | 簡単・低コスト | 複雑・高コスト |
実際の消火成功事例
1994年以降、25年間で23件の実際の作動報告があり、すべてのケースで迅速な消火を実現し、人的・物的被害を最小限に抑えることに成功しています。
各事例において、SPRINEXの優れた消火能力と効果が実証されており、火災現場の状況からもその威力が確認されています。
新しい市場への展開
文化財保護
寺社・博物館などの文化財においても、SPRINEXの空間効率性、安全性、設置の柔軟性が高く評価され、採用が進んでいます。
産業施設
小規模工場・作業場・スタジオ・倉庫などでも、その設置の容易さと高い消火性能により導入が拡大しています。
主要技術仕様
FSSM500Ⅳ
- 薬剤容量: 216L/ユニット
- 最大系統: 3系統
- カバー面積: 21m²/ライン
- 放出時間: 約140秒
FSSM013H
- 薬剤容量: 108L
- カバー面積: 13m²/ライン
- タイプ: 独立型
- 放出時間: 約60秒
SPRINEX Mini
- 薬剤容量: 16L~36L
- ノズル数: 4個
- 放出時間: 18~31秒
- 電源: 内蔵電池
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商品情報
- カテゴリー: 自動消火装置
- メーカー: モリタ宮田工業株式会社
- モデル: SPRINEX / SPRINEX Mini
- 認可番号: PGA-006, PGA-008, PGA-009他
- 用途: 建築物、文化財、福祉施設など
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主要顧客
福祉施設: 39% (1,852件)
病院: 30% (1,465件)
共同住宅: 24% (1,175件)
商業施設: 4% (209件)
その他: 3% (125件)
安全認証
消火薬剤は日本食品分析センターにて人体への安全性を確認済み (pH6.5)